群馬で弁護士として働く魅力

前橋県庁

「群馬で弁護士として働く」というとどのようなイメージをお持ちでしょうか?

群馬県は首都圏の一都七県に含まれているものの地方・田舎というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

特に司法試験に合格して今から弁護士になるという方にとっては、弁護士として活躍するなら東京や大阪の一等地のオフィスで働くイメージを持っている方も多いはずです。

群馬県は、首都圏の一都七県に含まれる立地でありながら、地方の魅力も持つ「東京から50分、都会の先進性と地方の生活のしやすさが両立する場所」です。弁護士として働く観点でその魅力をご紹介します。

弁護士の市場という観点では力を磨きやすい環境

弁護士として成長するためには、経験が必要です。その経験とは具体化すると弁護士として経験する事件数と言い換えることができます。多くの事件数を経験するためには、シンプルに考えると人口が多く弁護士が少ない地域で弁護士として働くことが1番です。弁護士会が毎年発表している統計資料によると日本全国で平均すると弁護士1人あたり人口は2,782人ですが、群馬はその約2倍以上の5,968人です。単純に全国平均の2倍以上の弁護士1人あたりの人口が存在しています。その分、事件も獲得しやすく弁護士としての力も磨きやすい環境と言えると考えています。

地域弁護士数弁護士1人あたり人口(人)
全国平均44,9162,782
東京(三弁護士会合計)22,102635
群馬3265,968
引用:弁護士数比較 弁護士白書2023年より

充実したライフ(暮らし)が可能

東京や大阪の大都市で弁護士として働く場合は、いろいろと便利な点もあるかもしれませんが、通勤は大きな負担の1つかもしれません。都内の一等立地のオフィスで務めた場合でも住まいは少し離れた場所という方が大半です。そのためある程度時間をかけて電車などでの通勤が必要です。

しかし、群馬で弁護士として働く場合は、多くの方が車で通勤されているのではないでしょうか。当事務所では弁護士は事務所から車で10分程度のエリアに住んでいます。そのため通勤も車で10分程度と非常に負担が少ない状況です。

更に、家賃などの居住費用が東京に比べると非常に安くなります。そのため東京と比較すると通勤時間は短く、住まいは広く充実した環境で暮らすことができます。

加えて、群馬県は豊富な自然に囲まれアウトドア活動も活発です。また、草津温泉を代表とする豊富な温泉が存在するため、気軽に温泉を楽しむことができます。

便利なアクセス

群馬県は、高崎駅から東京駅まで新幹線で約50分と1時間以内で都内へのアクセスが可能です。そのため、当事務所の弁護士は、平日夜に都内で開催されるセミナーや勉強会などにも業務に支障無く参加できています。また、プライベートなどで都内にて気軽に友人に会うことも可能です。それから、群馬県は日本列島のほぼ真ん中に位置し、関越・上信越・北関東・東北と4つの高速道路が走り、高速交通網で全国各地と結ばれています。そのため、少し車で遠出をして旅行ができることも群馬の大きな強みです。

そのため群馬県は、充実した暮らしを手に入れ、かつ首都圏の立地で弁護士ができる恵まれた環境であると考えています。

少ない自然災害とそれを理由にした企業移転

NTTは、本社組織の一部を群馬県高崎市にも分散させる計画を発表しています。また、大阪王将のイートアンドフーズは既に存在する2つの工場に加えて、第三工場の建設に着手しています。群馬県は企業誘致の際に、「災害リスクが低く、安定操業が可能」とPRしています。震度4以上の地震の発生回数(1919年1月~2022年3月)を近隣県と比較するマップを作成しています。群馬県は73回。近隣の栃木県238回、埼玉県161回、長野県187回、新潟県159回。地震が少ないのは一目瞭然です。また、水害リスクも低く、国土交通省の水害統計調査で、過去10年間(2011~20)の被害額は群馬県が約559億円で、関東の他の6都県のほぼ半分以下です。

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